【ワーホリ体験者より】国際結婚のメリット・デメリットと気を付けたいこと3つ!

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ワーホリ 国際結婚

「ワーホリで外国人と知り合えるのかな?」
「国際結婚したいなぁ~」

とあこがれていますか?その気持ちすごくわかります。

なぜなら私は20代の前半にオーストラリアへワーホリ(ワーキングホリデー)に行きました。国際結婚までは考えていませんでしたが、いろいろな出会いはしたいとあなたのように期待いっぱいでした。

そしてワーホリで知り合ったマレーシア人の主人と国際結婚して、1995年に東南アジアのマレーシアへ来ました。ワーホリはその国の人だけでなく、その国で知り合う世界中の人と出会う可能性があります。

自分の経験や周りの人を見て、私が考えたワーホリで知り合って国際結婚するときに気を付けたい事をシェアします。

にいな
にいな

私個人の意見なので、参考としてお読みください。

この記事では国際結婚してから「海外生活に馴染めない」「習慣の違いが受け入れられない」「主人と上手くいかなかった」とならないために、結婚前に覚悟しないといけないと感じたことを伝えています。

この記事を読むと国際結婚のメリット・デメリットや、30年近く過ぎたからわかる国際結婚の本当の意味を感じてもらえます。

ワーホリや国際結婚に憧れている人、これからワーホリに行って国際結婚する可能性のある方の参考になればうれしいです。

これからワーホリに行く人はこちらの記事もぜひお読みください。
【オーストラリアのワーキングホリデー】費用や学校、仕事まで後悔しない情報集め!

国際結婚のメリット・デメリット

ワーホリ 国際結婚

国際結婚はもちろんメリット・デメリットがあります。

人によってメリットと感じるところデメリットに感じるところはさまざまです。ここでは私がメリット・デメリットに感じる点を紹介します。

メリット

日本人と結婚していたら感じなかったと思える、国際結婚だからこそ気づける以下のようなメリットがありました。

2国のいいとこ取りができる

国際結婚すると、2つの国について深く知ることになります。

日本では絶対気づけなかったような習慣や風習が、自然と生活の中に取り入れられてきます。

そうすると選択肢も増えて、それぞれのいいところを取り入れられるようになりますよね。

具体的な例だと、私の住むマレーシアは多民族国家です。子どもたちは自然と民族間の習慣の違いを体験します。

なかには時間を守らない、ゴミをポイ捨てするなど好ましくない習慣もあります。そういうときは、日本のテレビや日本に行った時に、こうした方が気持ちがいいねと伝えられます。

ほかにも日本で不都合があったときは「海外に住んでいるからわからない」、海外で不都合があったときは「日本人だから仕方ない」と言い訳のできることもありますよ(汗)

2つの国に住める

国際結婚をすると、ほとんどの国で配偶者ビザが発給されます。

たとえば日本の場合、配偶者ビザは6カ月から5年まで日本に住めるビザです。また期間が過ぎても更新手続きができるので、永久に住めるビザですね。配偶者ビザがあれば仕事もできますし、国民健康保険に加入できます。

いっぽう私の住むマレーシアも配偶者ビザがあり、同じように仕事もできますし更新すればいつまでも住めます。

つまりどちらの国に住むかを選べるのです。海外移住する場合にハードルの高いビザ問題も、国際結婚では簡単に手に入ります。

日本のいい所、悪い所がわかる

「日本はとても清潔で美味しいものがたくさんある」ということをしみじみと感じています。

日本へ観光で訪れる外国人たちも、口をそろえて日本の良さを褒めてくれます。

私は日本に住んでいた時、田舎が嫌で海外にでたくて仕方ありませんでした。でも今は日本の温泉や日本食が恋しいです。

いっぽう日本にずっと暮らすとなると、考えます。それは日本人独特の集団主義に違和感を覚えるからです。

常に他人の目を気にして、みんなと一緒であることで安心する日本人は、自分と違う人に対して攻撃してくる人がいます。今はずいぶん変わってきたのかもしれませんが、私の結婚当初は国際結婚ということでさまざまな厳しいこともありました。

マレーシアでは「国際結婚だから」や「外国人だから」と辛い目にあったことはありません。こういった違いは、日本人と結婚していたら気づけなかったことですね。

デメリット

私は国際結婚したことの一番のデメリットは、日本の家族と遠く離れたことです。

若い頃は「飛行機に乗ればすぐ会える」と思っていましたが、仕事をはじめたり、子供ができたりすると思っていたようにはいきません。

子供が小さい頃は、一緒に成長を見守ってもらえないことに寂しさを感じました。

そして親が弱ったときそばにいてあげられないこと、親の介護ができないことや親の死に目に会えないことで痛烈に距離を感じます。

とくにコロナのような事態が起きると、日本はとても遠いところになっていまいます。

国際結婚で気を付けたい3つの大切なこと

ワーホリ 国際結婚

日本で外国の人と出会いたい、結婚したいと思っている人は、ワーホリなどで海外に住むと日本にいるより確実に出会いは多くなります。

これは海外で心細いので人に頼る機会が増えるのと、日本から出た解放感からでしょうか。

しかしワーホリで知り合ってそのまま結婚というのは、自分の経験からもう少しよく考えた方がいいと思います。

結婚前に相手のことや相手の家族をよく知るべき

ワーホリは基本1年のビザなのでここで知り合った彼、彼女とは1年未満のお付き合いです。

相手は自分のことや自分の家族のこともよく知らないわけですし、自分も相手の事や相手の家族のことをどこまで把握できるているかわかりません。

恋愛中はこの人を愛しているから家族は関係ないと思いがちです(私…)。しかし結婚して長く一緒に住むにはお互いの家族の事情は非常に大切です。

とくに国際結婚で相手の国に住む場合、生活スタイルは相手側に合わさなければいけないことが多く、ここで「日本ではこうする!」と言い張っていては上手くいかないし自分も疲れます。

国際結婚に限らずですが、結婚で上手くいくためにどこまで妥協できるかが大切です。国際結婚するとこの妥協のハードルが、日本人との結婚より高くなる気がします。

結婚したとたん相手の親兄弟が「一緒に住む」といって移り住んできたなんていうケースも実際にありました。その民族では結婚したら当たりまえの事でご主人も「何がダメなの?」と取り合ってくれなかったそうです。そういう事態に妥協できるか、結婚前によく見極めておくのが重要です。

結婚で海外に住むとはどういう事かよく考える

ワーホリや留学などで海外に住んでみると「大丈夫。自分なら海外に住める。」と思うかもしれません。

しかし期間限定で海外に住むのと、結婚して生涯海外に住むかもしれないというのでは全く違います。

デメリットでも書きましたが、結婚するときは飛行機でいつでも里帰り帰国すればいいと思います。しかし子供ができて学校の都合があったり、仕事の都合があったり、お金の都合も出てきて思うように帰れないこともあります。

また子育て中も自分の両親に孫の成長を頻繁に見せることはできません。

今はビデオ通話で動画をシェアできるのでそれほど距離を感じないかもしれませんが、それでもおじいちゃん、おばあちゃんに孫をぎゅっと抱きしめさせてあげたいですよね。

結婚のときには漠然としか考えられないですが、親の介護や死というのもいつかは直面します。介護が必要になったとき側にいてあげられないつらさ、国際結婚では親の死に目に会えない可能性も高くなります。

結婚を考えるときこういう事もすべて覚悟して決断しないと、あとで「こんなはずじゃなかった」と後悔します。

そして自分の寂しい気持ちをご主人や奥さんが理解してくれないと、夫婦仲も上手くいかず離婚に至ってしまうこともあります。

結婚相手の国を尊重する

日本は先進国で商品も豊富で綺麗で安全で、とても素晴らしい国です。

そのような日本から海外(特に後進国)へ行くとどうしても日本の方が優れていると感じます

ワーホリで行った先進国のオーストラリアでさえ、日本の服や食事の充実さなど痛感しました。まして私が嫁いだマレーシアはまだ発展途上国でした。現在は急成長している国ですが、結婚した1993年はまだ物価も安く、日本では当たり前のものが手に入らないという事もしばしば。

そうなるとどうしても「マレーシアはどうしてこうなの?」と主人に愚痴ってしまいます。しかしマレーシアの人にとってはマレーシアが一番です。悪口をいわれたらいい気はしません。

ここで相手の国の事がどうしても理解できないと、旦那様ともギクシャクして離婚に至ることも出てきます。

私の場合は長女が産まれた時「日本式が一番!」と頑なに義母の助言を聞き流していました。主人が私の意見を理解して、義母と上手く取り持ってくれたから良かったですが、主人もマレーシア式を主張していたらこじれていたかもしれません。

その後2人目、3人目で忙しくなり日本式にこだわっていられなくなったことや、マレーシアにもいい物がたくさん出回ったり、いい情報をくれる友達と知り合えたりしてどんどん現地育児に慣れていきました。

今周りを見るとマレーシア式で育った子供たちもみんな立派に成長しています。

にいな
にいな

日本式にこだわった自分は何だったんだろうと感じます。

ただし国際結婚でも出会った場所によって若干状況は変わります。

日本で出会った場合相手の人が日本の文化や習慣をよく理解しているので、また違った結婚生活になるのかもしれませんね。

【ワーホリ体験者より】国際結婚のメリット・デメリットと気を付けたいこと3つ!のまとめ

オーストラリア留学 にいな

20代でオーストラリアへワーホリに行き、マレーシア人の主人と知り合いました。遠距離恋愛から国際結婚した体験より国際結婚で気をつけたいことなどを紹介しました。

名前すらよく分からない国の事をよく調べもせず飛び込んでここまでこれたのは、運が良かったとしかいいようがありません。

主人の人間性だけを信じてきた訳ですから、騙されていても全く気付かなかったと思います。実際「この人は騙されているのでは?」と思う結婚をした人も見てきました。

そんな失敗をしないためにも、国際結婚を考える人は日本人同士の結婚以上に相手の国のことや相手の家、家族のことをしっかり調べ納得してから結婚して下さい。

30年近くたち自分が経験してきたこと、周りを見て感じたことがたくさんあります。私の経験がこれから国際結婚しようと思っている方に少しでもお役に立てば幸いです。

そしてワーホリや国際結婚を考えたら大切なのは英語の勉強です。言葉の問題でトラブルになることは多いですよ!

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