英語力に自信があっても、IELTSスピーキングで高得点を取るのは難しいと感じていませんか？
IELTSスピーキングテストは、以下の4つの評価基準に基づいて採点されます。
・語彙力
・文法
・発音
これらの要素をバランス良く鍛えるためには、効率的な学習方法が不可欠です。
この記事では、IELTSスピーキングの概要や、パート別の攻略法を丁寧に解説しています。
IELTSスピーキングのテスト対策に役立つ情報が満載なので、ぜひ最後までご覧ください。
IELTSについてよくわからないという方は、まずこちらの記事をどうぞ！
IELTSとは？留学や就職に必要なIELTSの特徴や対策方法
IELTSスピーキングテストの概要
IELTSスピーキングテストは、英語のコミュニケーション能力を評価する試験です。他のセクションと異なり、面接官との1対1の会話形式で行われるため、より実践的な英語力を測ることができます。
IELTSスピーキングテストの試験内容
試験時間は11～14分で、3つのパートに分かれています。
| パート | 時間 | 内容 | よく出る質問例 |
| パート1 | 4～5分 | 試験官による簡単な自己紹介と質問 日常生活や趣味に関する話題 |
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| パート2 | 3～4分 | 与えられたトピックに関する話題 1分間の準備時間 2分間話題について話す |
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| パート3 | 4～5分 | パート2の- トピックに関連するより深い質問とディスカッション 個人的な意見や見解の表現 |
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IELTSスピーキングテストの採点基準
IELTSスピーキングテストの採点基準は、主に以下の4つの要素に基づいて評価されます。
| 発音と流暢さ | 正確で自然な英語の発音と、流暢に話す能力が重視 |
| 文法と語彙 | 文法の正確性と豊富な語彙の使用が評価され、適切に表現できるかがポイント |
| 語彙の多様性 | 同じ意味を異なる言葉で表現する能力や、専門的な表現を使うことが高く評価 |
| コミュニケーション能力 | 質問に対する的確な答え、意見を明確に表現できるかどうかが重要 |
これらの要素が合わさって、IELTSスピーキング試験のスコアが決定されます。
試験前には、これらのスキルを向上させるための練習が効果的です。
IELTSスピーキングテストで高得点獲得のポイント
IELTSスピーキングテストで高得点を獲得するには、以下のポイントが重要です。
・明確な発音で話す
・適切な語彙力と文法力を使う
・論理的に話す
・制限時間内に話す
次の章では、各パートの攻略法を詳しく解説します。
一緒にIELTSスピーキングテストを攻略しましょう！
IELTSスピーキングテストのパート別攻略
IELTSスピーキングテストは、3つのパートに分かれています。
・パート2. トピックカード
・パート3. ディスカッション
それぞれの攻略法を詳しく解説します。
また、すべてのパートの練習問題と模範解答をnoteで紹介しています。
パート1. 自己紹介・日常生活
IELTSスピーキングテストのパート1は、自己紹介と日常生活について話すパートです。
まず試験官が自己紹介を行い、その後、あなたの自己紹介です。
あなたの身分証明書（パスポートなど）を見ながら質問されます。
出身地や仕事、家族、趣味などの身近な話題について話します。
自己紹介のフレーズ
自己紹介では、簡潔で明確に話すことを心がけましょう。
Hello, my name is [名前]. I’m from [出身地]. Nice to meet you! I’m a [職業] and I’ve been living in [現在の住んでいる場所] for [住んでいる期間]. I’m interested in [趣味] and I enjoy [好きなこと].＊和訳
こんにちわ。私は[名前]です。出身は[出身地]です。はじめまして。
職業は[職業]で、[現在の住んでいる場所]に[住んでいる期間」住んでいます。趣味は[趣味]で[好きなこと]することが好きです。
最後の箇所は、以下のようなフレーズも使えます。
（私は[趣味や関心事]に情熱を持っています。）
・In my free time, I enjoy [趣味や活動]
・（空き時間には［趣味や活動］をすることが好きです。
自分の興味や趣味についてポジティブに語ると良い印象を与えます。
・アイコンタクトを取る
・自信を持って話す
・声のトーンを明るくする
・簡潔にわかりやすく話す
パート１のよくある質問例と回答例
回答： I come from Shizuoka. It’s a small but beautiful city known for its Mt. Fuji. People there are very friendly, and we have delicious local cuisine.＊和訳
質問：あなたの出身地について教えてください。
回答：私は静岡出身です。富士山で知られる、小規模ながらも美しい街です。地元の人はとても親切で、おいしい地元料理があります。
回答：In my free time, I enjoy reading books and going for long walks. It helps me relax and unwind after a busy day.＊和訳
質問：自由な時間はどのように過ごしていますか。
回答：自由な時間には、本を読むことや長い散歩をすることが好きです。忙しい日の後にリラックスして心を落ち着ける助けになります。
回答：My favorite movie is Demon slayer（鬼滅の刃）because I love the Japanese anime. I’ve seen it 3 times and I still enjoy it every time I watch it.＊和訳
質問：あなたのお気に入りの映画は何ですか？
回答：私のお気に入りの映画は『鬼滅の刃』です。日本のアニメが大好きなので、これを3回見ましたが、毎回楽しんでいます。
パート1で高得点獲得のコツ
高得点を獲得するためには、以下の点に注意するといいでしょう。
・明確で具体的な回答
質問に対して明確で具体的な回答を心がけます。漠然とした表現ではなく、具体的な例や詳細を加えて説明しましょう。
・自然な発音と流暢な話し方
発音を正確にし、流暢に話すことが重要です。自然なペースで話し、過度な緊張を避けましょう。
・質問への正確な反応
質問の意図を理解し、それに適切に応えることがポイントです。自分の意見や経験をしっかりと伝えるように心がけましょう。
パート1の勉強法
IELTSスピーキングテストのパート1の勉強は、よくある質問例に対する答えを練習しておくことです。
パート1は、身近なことについて質問に答えるため、毎日鏡に向かって、自己紹介や日常生活について話す練習をするのもおすすめです。
また、オンライン英会話などで、毎回違った講師のレッスンを受けると、自己紹介のよい練習になるので、初心者の人にはとくにおすすめします。
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パート2. トピックカード
IELTSスピーキングテストのパート2は、トピックカードに基づいて2分間スピーチをするパートです。
試験では、まずトピックカードを渡され、1分間準備をする時間が与えられます。
その後、トピックカードについて2分間スピーチをして、最後に試験管の質問に答えます。
それでは、初心者でも高得点を目指せるよう、ポイントをわかりやすく解説します。
パート2でよく出題されるトピックとその対策
IELTSスピーキングテストのパート2でよく出題されるトピックは、日常生活や個人的な経験に関連することが多いです。
例えば以下のようなトピックがあります。
・お気に入りの場所や旅行先
・重要なイベントや記念日
・影響を受けた人物や本
これらのトピックに備えて、日常的な経験や興味について話す準備をしておくといいでしょう。
1分間の準備時間の使い方
1分間の準備時間は話す内容を構成するための貴重な時間です。
使い方のポイントは以下の通りです。
・トピックの理解
与えられたトピックを深く理解し、話す内容のポイントを考えます。
・メモを取る
キーワードや具体的な例をメモに書き留めます。これにより、話す際に忘れることを防ぎます。
・構成を考える
説明、例、感想などを含む自然な流れのある構成を考えます。
2分間のスピーチの構成術
1分間の準備の後に、2分間スピーチをします。
高得点を目指すためには、論理的で説得力のあるスピーチ構成を意識することが重要です。
スピーチでは、以下のように3つの構成にするのがおすすめです。
・自分の経験や感想
・結論
実際の例を見てみましょう。
パート2のトピックとスピーチ例
IELTSスピーキングのパート2では、以下のようなカードが渡されます。
【トピックの例】
Describe a memorable event from your childhood.
You should say:
What the event was
When and where it happened
Who was involved
Explain why it was memorable to you
【スピーチの例】
One of the most memorable events from my childhood was when my family and I visited an amusement park for the first time. I was around seven years old, and we went during a summer vacation to Nagashima.【自分の経験や感想】
The amusement park was full of exciting rides, games, and the smell of popcorn. It was a sunny day, and I can still feel the thrill of riding my first roller coaster. We laughed a lot and had so much fun together, which created memories I still treasure today.【結論】
What made this event special was not just the rides but also the happiness of being together as a family. It was a rare chance for us to bond and make memories away from our usual routines. This experience taught me the importance of enjoying simple moments with loved ones.
スピーチ後、試験官の質問に答えます。
「IELTS Speaking Part2 exapmple」と検索すると、様々な例文が出てきます。
たくさんの例文を見ながら、スピーチを練習しておくといいでしょう。
パート3. ディスカッション
IELTSのスピーキングパート3で、試験官とのディスカッションをスムーズに進めるためのコツをご紹介します。
パート3.は、パート2のトピックで述べた内容について、試験管と議論をします。
まずは、会話では、以下の点に気をつけるといいでしょう。
会話のコツ
・自然な会話を心がける
堅苦しい表現や緊張感を取り除くために、リラックスして話すことが大切です。
・自信を持って話す
緊張するのは当然ですが、できるだけ自信を持って話すようにしましょう。ゆっくりと、しかし明確に発音し、アイコンタクトを取りましょう。
・詳細な説明を心がける
簡潔に答えることも重要ですが、自分の意見や考えを深く掘り下げることで、試験官に自分の理解力や語彙力を示せます。
回答のコツ
・明確な立場を示す
まずは、結論としてトピックに書かれている内容に対し、自分は賛成なのか、反対なのか、明確なスタンスを伝えます。
・理由を伝える
次に賛成または反対の理由や根拠を伝えます。
・具体例を挙げる
一般的な話ではなく、具体的な経験や事例を挙げることで、自分の意見を説得力を持って主張できます。
高得点を取るコツ
・聞かれたことに直接答える
試験官の質問を最後までよく聞き、何を尋ねているのかを理解してから答えましょう。
・詳細な説明と例示を加える
一般的な答えではなく、具体的な事例や経験を挙げることで、試験官に深い理解を示せます。
・新しい視点を提供する
自身の考えや意見を通じて、他の観点や解釈を提示することで、試験官に新たな印象を与えられます。
IELTSスピーキングの勉強法！高得点への最短距離を徹底解説のまとめ
IELTSスピーキングテストは、英語を話すのが苦手な日本人にとって難しく感じるかもしれません。
面接官と直接話すIELTSのスピーキング対策は、英語を話すことに慣れるのが大切です。
また、IELTSの過去問など、試験傾向を把握しておくのもいいでしょう。
スピーキングのすべてのパートの練習問題と模範解答は以下のnoteで紹介しています。
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