留学したい人にとって費用はとても気になりますよね。
長女が2015年からオーストラリアの大学へ留学しました。私も娘の留学でとにかく安く行けるよう費用は最重要項目で調べまくりました(^^;)
自分もイギリスに留学しましたが、その時に費用をよく調べず後悔しました。
この記事では留学にかかるおおよその費用を短期留学、大学留学、高校留学別に紹介しています。そして留学を少しでも安くいくおすすめの方法をご紹介します。
この記事を読むと留学に行くためのおおよその費用が分かります。そしてその費用を少しでも安く抑えるためにどうしたらいいかを解説しています。
お金がないから留学をあきらめるという事がないよう、また高い留学費用をムダにしないようぜひ最後までお読みください。
留学に必要な費用
留学するのにかかる費用をリストにするとこんな感じです。
- パスポート、ビザの申請代
- 飛行機代
- 留学保険代
- 健康診断代(ビザを取るのに必要)
- 学校の授業料
- 教材費
- 宿泊費
- 食費
- 交通費
- 諸雑費(光熱費や通信費)
- お小遣い
留学といっても国、地域、学校や期間によって費用はかなり差があります。
ただ漠然と海外への留学を考えているけどいったい費用はいくらぐらい必要かなという方のために各国の授業料、滞在費、食費のおおよその費用の比較です。(参考元:留学ジャーナル)
短期留学 (約3ヶ月の費用)
国 | 3か月間の費用 |
ニュージーランド | 55万円~75万円 |
カナダ | 50万円~85万円 |
オーストラリア | 60万円~85万円 |
アメリカ | 90万円~110万円 |
イギリス | 55万円~100万円 |
大学留学 (1年間の費用)
国 | 1年間の費用 |
カナダ | 270万円 |
ニュージーランド | 310万円 |
オーストラリア | 350万円 |
イギリス | 330万円 |
アメリカ | 380万円 |
高校留学の費用
カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの公立高校 1年間の費用 230万円~300万円
おおよその留学の費用はこれぐらいです。
短期留学なら費用を重視して考えていいと思います。
私の場合「イギリスは英語が綺麗だからイギリスに行きたい!」というおろかな理由でイギリスを選びました。
しかし海外留学で一番費用の高い国だったんだと今更ながらきちんと調べなかったことを反省しています。
正直なところ短期の語学留学で海外へ行く場合、英語の発音がきれいな国の方がいいとかそれほど重要なことではありません。
たとえ語学留学で1年行ったとしても、日本訛りのないきれいなネイティブ発音で英語を話せるようになるのはほとんど不可能です。そして大人になってから英語を学ぶとき訛りがあっても全く問題ないと思っています。
短期留学で学ばなければいけないことはそんなことではなくもっと大切なことがあります!
短期留学を安い費用で行くおすすめの方法
英語圏の留学はとても費用が高いです。
正規大学留学だと学費と生活費で卒業までに1,000万円前後かかるとみておいた方がいいでしょう。
誰でも行けるという訳ではありませんが、短期留学なら自分でなんとかお金を貯めていくチャンスがあります!
短期留学を安くいく方法でおすすめはこちらです。
- ワーキングホリデーを使う
- リゾートバイトで貯める
- 安いアジアの国へ行く
ではひとつずつ説明していきます。
ワーキングホリデーで留学する
英語を学びたい、海外で勉強したいというなら正規留学だけでなく、ワーキングホリデーというのがあります。
ワーキングホリデーなら数か月間語学学校に入ることができるし、現地で働くことも可能です。
ワーキングホリデーは30歳までの若者が取得できる特別なビザです。
日本人は20ヵ国以上の協定国のワーキングホリデービザを取ることができます。
留学したいけどお金がないという人にとてもおすすめです。
もちろんワーキングホリデーに行くのもある程度の初期費用はかかります。
飛行機代、現地ですぐ仕事が見つからない時のための生活費、語学学校へ入ろうと思うとその費用も必要です。
海外へ行って何かを学びたいと思ったらこれぐらいの費用は親に頭を下げて借りるか自分でなんとか頑張ってためましょう!
それでもどうしてもお金が工面できない人はリゾートバイトがおすすめです。
リゾートバイトでお金を貯めてから留学する
リゾートバイトとはその名の通り、日本のリゾート(観光地)でバイトをします。
リゾートバイトは貯金をいくら貯めて何をするという目標をしっかり持てばお金を貯めることが決して不可能ではありません。
それはリゾートバイトはとにかく生活費がかかりません。
まずリゾートバイトでは住むところは寮が用意されているので、居住費無料です。
しかも光熱費や食費も付いています。
極端な話だとお給料全部貯金しても生活していけるという事です。
もちろんリゾートバイトでも休日はありますので、休日に出かけたり自分でもリゾートを満喫したい人はその費用が必要ですが、リゾートバイトなら従業員割引が使えます。
リゾート地でバイトをすれば仕事で外国人の方と英語で接する機会が多くなるため、働きながら英語力を身に付けることもできるの留学前の準備にぴったりです。
リゾートバイトを探すならこちらのサイトは英語や他の言語でも用意されているので、外国からの応募者が多いようです。
バイト先に外国人が多いと英語の勉強になりますよ!
リゾートバイトについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
留学準備にリゾートバイトがおすすめ!その3つの理由はこちら
安い東南アジアの国へ留学する
留学はアメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなど英語圏ばかりではありません。
英語圏への留学は本当にお金がかかります。
そこで学費や生活費の安いアジアの国へ留学するのも一つの選択肢です。
私が住むマレーシアにもたくさんのインターナショナルスクール、語学学校、大学があります。
東南アジアでも英語を話す国はたくさんありますし、大学は英語圏の大学の姉妹校や提携校があるのでそこで勉強すると英語圏の大学の卒業資格を取ることができます。
少しでも安く留学しようと思う人に東南アジアのマレーシアはかなりおすすめです!
マレーシア留学についてはマレーシア生活サイトのこちらの記事でご紹介しています。
【マレーシア留学おすすめ】マレーシアからオーストラリアへ!在住者が語るその道のり
【留学体験者より】留学費用の目安と語学留学を安い費用で行くおすすめの方法!のまとめ
留学するにはかなりまとまった費用が必要です。
娘が留学したので間違いなくいえますが、オーストラリアの大学へ正規留学するには1,000万円以上かかります!
でも費用の高いイギリスへ数年の語学留学をしても同じくらいかかることがあります。
その後の就職やビザ取得にも大きな差が出ます!
留学に興味がある人はお金がないから語学留学にしようと決めるのではなく、きちんと目標を立て自分の目指すところで頑張って下さい!
もし安易に語学留学で1年行けばなんとか英語ができるんじゃないかと思っているなら、私は遊び気分の語学留学より日本でしっかり英語学習を受ける方が意味があると思います。
日本で英語が身につくコーチングスクールについては、こちらの記事に書いています。