「自分は英語が話せないから、子どもは英語を話せるようにしたい」
「英語塾だけで英語が身につくとは思えない」
英語塾に通ったけれど英語が話せるようにならなかった人は多いでしょう。
私も英語塾に通っていましたが、英語は大嫌いでした。それが20代の頃外国人の人と知り合ったのをきっかけに語学留学やワーキングホリデーをして、日本の大手英会話学校で子どもに英語を教えました。その後国際結婚してマレーシアに住んでいます。
多民族国家のマレーシアで複数言語の育児をし、子どもが成長して語学学習で大切だと思うことがいろいろ見えてきました。
本記事では私が周りの人にいつもお話している、年齢別に自宅でできるおすすめの英語学習について解説しています。
英語学習で最も大切なことは自宅で英語環境をつくること
お子さんの英語学習に悩んでいる保護者の方はぜひ最後までお読みください。
赤ちゃん(幼少期)は英語のCDをたくさん聞かせる
幼少期からきれいな発音の英語の音を聞くことはとても重要です。ぜひ生まれてすぐから自宅で英語のCDを流しっぱなしにしてください!
カタカナ英語の原因は小さい頃英語の音を聞いていないから
英語と日本語の音は周波数が全く違います。そのため日本語だけで育つと英語独特の音が聞き取れません。大人になって英語を学ぶと、英語がペラペラの人でも完璧なネイティブ発音を身につけるのは困難です。
これは英語の周波数ができていないため音が聞き取れず、日本語の周波数内に置きなおすため、いわゆるカタカナ英語の発音が残ってしまうのです。
私も20歳から外国へ出て日常英会話で困ることはありませんが、それでも英語を長く話すと「日本人?」と聞かれます。海外で育った子どもたちは発音に問題がないため不思議でしたが、周波数の話を聞いて納得しました。
マレーシア育ちのわが子は、オーストラリアへ行ったとき「アメリカから来たの?」と数回聞かれたそうです。これは小さい頃からディズニーチャンネルで育ち、洋楽を聴いていたからだと周波数の話が実感となりました。
赤ちゃん期、幼児期に英語の音をたくさん聞かせることこそバイリンガル・マルチリンガルにするとても大切なことなんですね。
幼少期に英語をはじめると、日本語がおかしくなると心配する方もいます。しかし日本に住んで日本人の両親に育てられたら日本語は必然的に聞こえてきます。それで一日中英語のCDを流しっぱなしにして、日本語がおかしくなるとは考えられません。
英語の音を聞かせたから英語が得意になったというデータはありません。でも周波数については大学などで研究されています。こちらの文献でも紹介されています:英語リスニングにおける高周波音声と教材の特徴
赤ちゃんや幼少期のお子さんがいる家庭では、常に英語の音が流れる環境を作ってあげてください。
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これをもらって毎日流すといいですね♪
幼少期の子どもはまだ自我が芽生えていません。こんなCD聞きたくないと文句を言うこともないので、このチャンスに親はどんどん英語のCDを聞かせてあげてくださいね♪
また赤ちゃん期に受けられるオンライン英会話もあります。保護者と一緒に家庭で楽しく英語に触れられますよ。オンライン英会話についてはこちらの記事を参考にしてください。
【子どものオンライン英会話】 1歳~3歳が効果的にレッスンを受けるコツ4選
幼稚園ぐらいから聞く、話す、書く練習も始めたい
子どもが言葉を話しだしたら、英語の単語をどんどん覚えさせてあげてください。
七田式の七田眞さんは子どもを「語学の天才」といっています。
幼児や子どもには英語を教えるというよりその子の英語のスイッチを入れてあげることだというのです。
子どもは理屈で英語を学ぶものではありません。
音として英語を大量にインプットしていきます。
七田式子供英語教材の公式サイトに出ている例ですが、子どもが犬を見たとき
「犬」 と 「Dog」
2つの音としてインプットさせます。
柔軟な子どもの頭はいくらでも単語がインプットされます。
大人のように「犬」は英語で「Dog」というんだという覚えかたをしなくてもいいんです。
たくさん英語を聞かせて話す環境があれば、子どもは日本語と英語の2つの単語を自然に覚えます。
日常生活で親がきれいな発音で英語を話しかけることが一番ですが、それが無理な場合は英語の教材を使うといいでしょう。
日本の英語教材はどれもよくできています。どの教材でもしっかり使いこなせば効果はあるでしょう。どれがいいか迷っている方は、先ほどからおすすめしている七田式のセブンプラスバイリンガル(7+BILINGUAL)ならまず間違いありません。
使える英語を身につける!
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少しずつ自分のしたいこと、したくないことを主張してくる幼稚園ぐらいの時期。無理に英語をさせるのは、逆に英語嫌いになってしまいます。楽しみながらできる英語学習を見つけてあげてください。
セブンプラスバイリンガルについて別の記事で詳しく解説しています。
【七田式の英語教材】子どもの英語学習に迷ったらセブンプラスバイリンガル!
オンライン英会話で実際に講師と話しをするのも、子どもにとっては楽しい時間です。インプットした英語をアウトプットするためにオンライン英会話もはじめるといいでしょう。
【子どものオンライン英会話】 4歳~6歳が効果的にレッスンを受けるコツ3選
小学生になったらオンライン英会話をおすすめ
英語教育はインプットとアウトプットが大切です。
記憶力の優れた幼い頃はとにかく英語のインプットに力を入れたいですね。英語のインプットは英単語や英語のフレーズを記憶することです。
これは小学生になってもまだ大丈夫です。どんどん英語のCDを聞かせてあげてください。ただ小学生になると幼児期のように親がかけたCDを黙って聞いてくれません。
そのため子どもが楽しめる英語学習を取り入れていかなければなりません。
子どもが楽しむためには親も一緒に学ぶ時間を作るといいですよ。英語教材を一緒に学習するのもいいですし、自宅でできるオンライン英会話もおすすめです。英語を話している自分を親が見ているのは子どもにとってとても誇らしく感じます。
実際に知らない人と英語を使って話すことで英語が身近になりもっと英語に興味が出てきます。小学生のオンライン英会話については以下の記事で詳しく解説しています。
【子どものオンライン英会話】 小学生が効果的にレッスンを受けるコツ3選
中学生や高校生は大人の英語学習
中学生や高校生になると自分の意思で勉強をします。
親は「こんな勉強法があるよ」とさりげなくアドバイスして、お金を出してあげるだけですね。
中学生や高校生は学校の英語をしっかり勉強して、受験英語でいいので出てくる単語やフレーズを全部暗記することです。
正直学校英語は日常会話に使わない英単語やフレーズもたくさん出てきます。しかしまだ頭の柔軟な学生の時期に多くの英単語やフレーズを暗記しておくことは決して無駄ではありません。
この時期は受験英語と世界で通じる英語の資格に向けた英語学習をおすすめします。
英語の資格についてはこちらの記事で紹介しています。留学のためだけでなくこういった資格を目指すことで英語学習の目標ができるのがいいですね。
【TOEFL(トフル)とIELTS(アイエルツ)】留学に必要な英語の資格をご紹介
オンライン英会話で英語を好きになる
受験英語だけで英語を使わないと英語が身近に感じられません。そんなときはオンライン英会話がおすすめです。
陽気な外国人の先生と英語を話すと英語がぐっと楽しく身近になります。英語に対する抵抗感もなくなり受験のための英単語の暗記もすんなりでき、定着しやすくなります。
以下の記事で安い料金で受けられる、おすすめのオンライン英会話スクールを紹介しています。
格安でおすすめのオンライン英会話3選!レッスン内容バッチリで1レッスン数百円~
【子どもの英語】年齢別に自宅でできるおすすめの学習法をご紹介!のまとめ
子どもの年齢別に英語学習法をおすすめしましたがいかがでしたか。
子どもの英語学習で迷っている人は、たくさんいます。
- 自分が英語が話せないのにどうやって勉強するのか
- 費用はどれくらいかかるのか
- どの子供英語教材がいいのか
- いつからスタートしたらいいのか
- 日本語がおかしくならないか
このように考えて英語学習に踏み切れないかもしれません。
ネットで以下のようなことを目にするとますます迷いますよね。
- はじめるのは早いほうがいい
- 日本語をきちんと習得してからのほうがいい
- この英語教材では話せるようにならなかった
- 日本で英語を勉強するのは無理
私の住んでいるマレーシアは多民族国家で子どもたちは複数の言葉を聞いて育ちます。そしてこちらの人はみんな2~5種類ぐらいの複数の言葉を普通に使いわけています。
小さい頃から言葉を聞いて話す、「言葉の環境」があれば可能です。
自然にきれいな英語が身につくのは子供時代だけ。できるだけ早く自宅で英語の環境を作ってあげることが、子どもが大きくなって英語に困らない大切なことです!
子どもが大きくなるのはあっという間です。迷っていると英語学習の黄金時代を逃してしまいますよ!