オーストラリア留学の学生寮はどんなところか興味がありますか?
学生寮の情報ってあまりないですよね。なぜなら短期留学ではほとんどホームステイをすすめられるからです。
うちは娘がオーストラリアの大学へ留学しました。
学生寮に入ったのは大学付属の大学準備コースのときです。
この記事では娘の学生寮の体験からオーストラリアの学生寮についてご紹介します。
実際の写真や料金表の画像も載せていますので、この記事を読めばオーストラリアの学生寮のことが分かります。
オーストラリア留学を考えている人で学生寮が気になる方は最後までお読みください。
オーストラリアのパースに留学
娘はパースの『カーティンカレッジ』で大学準備コースを勉強しました。
パースはオーストラリアの西側にある西オーストラリア州州都でオーストラリア第4の都市です。
パース市の人口は約1万人弱でオーストラリアの大都市ですが街にはスワン川が流れ穏やかな雰囲気が観光客や留学生に人気の街です。
オーストラリアの正規留学は最初学生寮に入るケースが多くあります。
学校に近く、他の生徒と一緒なので親も安心です。
学校より料金は違いますが、娘が行ったときの学生寮の実際の費用や学生寮で起こったトラブルを共有します。
これからオーストラリアのパースへ留学しようという方は参考にして下さい。
【オーストラリア留学】 パースのカーティンカレッジ大学寮の費用
パースにあるカーティンカレッジの大学寮は大学と同じ敷地内の学生寮で戸建ての家が数件並び1戸に7~8人の学生がシェアーハウスをします。
もちろん男女別でしたが、家が別なだけで敷地は同じで出入りも自由。後々彼ができた子など部屋に連れてきたりしていたようです。
部屋は5畳ぐらいの個室で、ベット、机、洋服ダンス、ヒーター、壁に備え付けの扇風機が付いていました。トイレとキッチンは共同です。
実際の娘の部屋の机の写真です。この机はもともとついていました。
この寮の1年間の料金は下記のメールを参照ください。
これは2015年の料金なので年々上がっているかもしれません。
読みにくいかもしれませんが内容はこちらです。
Licence Fees for Period One of 2015 (前半期)
$60.00 (設備費)Facility Fee
$80.00 (活動費)Acitivity Fee
$4025.00 (賃料 23週間分)Rental 23weeks @ $175.00 pre week
$4165.00 (合計)Total payment
Licence Fees for Period Two of 2015 (後半期)
$60.00 (設備費)Facility Fee
$80.00 (活動費)Acitivity Fee
$3850.00 (賃料 22週間分)Rental 22weeks @ $175.00 pre week
$3990.00 (合計)Total payment
という訳で設備費や活動費がそれぞれ60豪ドルと80豪ドルです。
部屋代は週175豪ドル 2020年7月の為替(1豪ドル74.3円)だと約13,000円強でしょうか。
月4週間で計算すると毎月53,000円は部屋代でかかります。
電気代や水道代が入っているので日本よりは若干安いのでしょうか。
オーストラリアのパースでシェアハウスで部屋を借りると週150豪ドル~250豪ドル(2020年7月のレートで約12,000円~19,000円)ほどなので、すごく高いという訳ではありません。
オーストラリア パースの留学 どこでもある学生寮のトラブル
そしてやはり数人の各国から来た生徒が集まるのでこの寮ではいろいろトラブルがあったようです。
隣室の生徒が遅くまで電話で大声で話していて寝られなかったり、共同のキッチンで洗い物をそのままにして片付けない子などなど。
どこにでもありそうなトラブルです。
そしてひとつ納得できなかったのが、冬の寒いときにリビングルームのヒーターが壊れたのに寮の担当者がなかなか直さない。寒くてとてもリビングでは食事ができないのでいつも部屋に持ち込んで食べているというのです。
担当者に確認したらこのユニットは電気代が他より高いのでしばらくヒーターはつけないといわれたそうで、さすがにこれは抗議しました。
学生達がいくらいっても聞いてくれないので、エージェントを通してメールで伝えるとなんとすぐに付けたということがありました。
すぐに対応してくれる留学エージェントを見つけるのも大切ですね。
エージェントに頼むといいというお話はこちらに書きました。
【オーストラリア留学体験談】海外留学でエージェントをおすすめする理由!
オーストラリア留学の学生寮】費用はいくら?トラブルはある?パースの大学体験よりのまとめ
パースの大学の学生寮の実際の体験談から費用やトラブルについてお伝えしました。
いかがでしたでしょか。費用は日本とそれほど変わらないですね。
そしてどこの国も学校は親に弱いようです。
マンモスペアレンツにはなりたくないですが、子供のことになると黙っていられない困った親です…
とまあトラブルはありましたがなんとか無事にこの寮で1年を過ごし卒業しました。
ただ現地に行ってわかった事ですが、この寮は海外の学生を対象に入れているところで他の寮と比べるとかなり条件が悪いようで、他の学生からは「カーティン監獄」と呼ばれていると娘はいってました。
しかし私からすると個室があって、出入りも自由で高いお金を払って文句いうな! そんな監獄があったら私も入りたいわってところです。
自分の置かれた現実に満足することはなかなか難しいですね。
娘は無事大学準備コースのファウンデーションコースを修了し南オーストラリア大学へ進むことになりました。
大学卒業までの流れはこちらの記事で書いています。
【オーストラリアの大学留学の流れ】学費から永住権取得まで画像付きの体験談!
そしてオーストラリアへ留学する際、何より大切なのがIELTS。日本の高校を卒業するとオーストラリアの大学へ入学できますが、IELTSのスコアが大きな条件となります。
IELTSを取るために、高いオーストラリアで勉強する必要はありません。日本でスコアを取得すれば、留学費用はかなり抑えられますよ!
日本でIELTSを取るときにおすすめのスクールをまとめました。ぜひ参考にしてください。