「赤ちゃんの英語はいつからはじめるのが一番いいの？」
「そもそも赤ちゃんに英語は必要なの？」
日本に住んでいると英会話の必要性はさほど感じないかもしれません。
しかしこれからの日本は日本だけではやっていけません。
少子化が進み人材不足、国内での消費が減れば海外に頼るしかありません。
こらはもう誰もがわかっているはずですが、日常生活を送っているとついこのまま過ぎていくような気がしてきます。
私は海外に住んでいるのでその状況がよくわかります。日本人は英語ができないだけで、かなり損をしているなと感じることもよくあります。
そこで赤ちゃんの英語はいつからはじめるのか？と迷っていないで、できるだけ早くはじめることをオススメします！
本記事では、赤ちゃんから英語をはじめるべき理由やおすすめの英語学習、そして記事の最後には我が子で実際に体験した、赤ちゃんからの英語学習の大切さを紹介しています。
赤ちゃんの英語学習で悩んでいる保護者の方は、ぜひ最後までお読みください。
赤ちゃんは英語を自然に身につけられる
赤ちゃんの頃から英語環境の中で育つと英語は自然に身につきます。これは日本人が自然に日本語を身につけるのと同じです。
日本人が英語を話せないのは、小さい頃英語を聞いて育っていないからです。幼少期に英語を聞いていないと、英語の音が聞き取れないのです。
この原因は日本語と英語の周波数が違うことにあります。日本語だけで育つと英語の周波数が拾えなくなるのです。
周波数については大学などで研究されています。こちらの文献でも紹介されています。：英語リスニングにおける高周波音声と教材の特徴
「英語耳」という言葉を聞いたことがありますか？
英語耳とは英語の周波数が聞き取れる耳のことです。耳は赤ちゃんの時が一番柔軟で、12歳ごろまでにこの聞き取れる周波数の範囲が決まるといわれています。
日本の子どもは日本語を自然に覚えます。これは英語でも同じです。
赤ちゃんの時から英語を聞く環境さえあれば、自然に英語が身につきます。
日本人のお母さんが日本語で話しかけるように英語を話しかけることはできないかもしれませんが、せめて日本語と同じくらい英語の音を聞く環境を作ってあげるのです。
赤ちゃんのときに必要なのは、英語だけではありません。言語能力を高めることも意識する必要があります。
赤ちゃんは英語だけでなく言語能力を高めるのも必要
赤ちゃんに英語を聞かせるのは大切ですが、言語能力を高めるのも必要です。
赤ちゃんは意味不明の単語を発しはじめます。その後大人の言葉を聞きながら徐々に言葉を覚えていきます。生まれてから1歳になるまでは、保護者が丁寧に話しかけてあげることが、その後の子どもの言葉の習得に影響を与えます。
子どもは最初に保護者の言葉を聞いて育ちますよね。ですから、なるべくその子どものおかれている状況にふさわしい言葉で話しかけてあげると、言語能力の発達が早くなります。
これは別に英語で話かける必要はありません。正しい日本語で話かけることが、子どもの言語能力を向上させる基本になります。それは日本語でも英語でもどちらでも構わないと感じます。
正確な表現力を備えた言語脳を発達させれば、3歳児以降の英会話の習得にも有利に働くと感じるからです。
子どもは周囲の環境を五感で感じ取って言葉として意識します。同じ状況、例えばとても寒い日があったとして、ある日は寒いねと保護者が話しかけて、別の寒い日に暑いねと話しかけてしまうと、寒いという言葉が感覚と一致しなくなってしまい、寒いときに寒いと意識できるまでに時間がかかってしまいます。感じていることを正確に言葉で表現して聞かせてあげることは、3歳児までの子どもにとって大切な言葉のトレーニングになるんですね。
保護者が適切な英語で話しかけてあげられるのなら英語で話しかけても問題はありませんが、その自信がないなら無理する必要はありません。そこは英語のできる講師などに任せればいいのです。
もし英語で話しかけてあげたいと感じるなら、幼児から使えるオンライン英会話を使うのもいいでしょう。
赤ちゃんのオンライン英会話についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
【子どものオンライン英会話】 1歳～3歳が効果的にレッスンを受けるコツ4選
そして自宅で必要な英語を耳を作る方法は、赤ちゃんの柔軟な耳の時期にきれいな発音のネイティブ英語をたくさん聞かせることです。
赤ちゃんの時期は保護者は丁寧な日本語で話しかけながら、自宅で常に英語が聞こえている環境を作ってあげるといいでしょう。
英語のCDを流しっぱなしにしたり、テレビを見せるなら英語のDVDを選ぶなどです。子どもの自我が芽生えてくると、自分の好きな音楽やテレビ番組を見たがります。保護者が与えたものを黙って聞いたり見たりするのは、赤ちゃん期だけです！
そのチャンスを逃さないで、子どもの耳によさそうなきれいな英語のCDやDVDを選んでずっと流しっぱなしにしてあげてください。
そんな子どもの耳によさそうなきれいな英語のCDやDVDはやはり英語教材を使うのが一番ですね。YouTubeで無料で提供されているのがたくさんあります。しかしすべてがきれいな英語とはいえません。
やり直しがきかないことだからこそ安心して聞かせられるものを選ぶことを強くオススメします。
日本である程度知名度のある英語教材ならどれも間違いはないでしょうが、どれがいいか迷うなら七田式のセブンプラスバイリンガルをオススメします。
七田式は歴史があり世界中に展開しています。多くのデータからしっかり研究開発されている教材なので、使われている単語やフレーズがとてもよく厳選されているからです。
そしてCDや教材は一度購入すると使えなくなっても新しいのと交換してもらえます。セブンプラスバイリンガルは赤ちゃんから小学生ごろまで使えるので、どれだけ使いこんでも安心です。
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セブンプラスバイリンガルについては、以下の記事で詳しく解説しています。興味がある方はぜひ合わせてお読みください。
【七田式の英語教材】子どもの英語学習に迷ったらセブンプラスバイリンガル！
またディズニー英語システムも1歳から4歳までの赤ちゃん用英語教材としては有名です。ただし料金は少しお高くなっています。なかなか手が出せない人も、以下のサイトから無料でCDやDVDがもらえますよ。
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これをもらって毎日流すといいですね♪
【実体験】赤ちゃんの時に聞いた英語が大切だと感じた瞬間
我が子の経験から、赤ちゃんの時に聞いた音が非常に大切なんだと感じた瞬間がありました。
うちの子どもは英語圏ではないマレーシアで育ちました。英語は共通語として使いますが、英語圏ではないためかなり訛りもあります。
その訛りを心配しながら、英語と中国語、マレー語、日本語で育ちました。
子どもは地元高校を卒業し、オーストラリアの大学へ留学することを選びました。訛りはありますが、マレーシアの英語力はかなり高く、大学入試の英語は問題ありません。
そして旅立ってからしばらくして、子どもが電話でこんなことを言ってきました。
子ども：「英語で話すとアメリカから来たのと聞かれるんだよ。」
私は「なんでアメリカ～？」と不思議でしたが、思いついたのはテレビの影響です。
子どもは赤ちゃんの頃から衛星放送でアメリカ番組を見ていました。ディズニーチャンネルが大好きで、ずっとそれを見て育ちました。大きくなって聴いていた歌もアメリカンポップスです。
子どもは自然とアメリカ英語の耳が育っていたのです。
そして英語圏に行ってきちんと英語を話そうと思ったとき、赤ちゃんの頃から聞いていたアメリカ英語が出てきたようです。
地方の日本人が普段は地域訛りで話すけれど、東京に来たら標準語を使うのと同じ現象が子どもに起こったようです。
赤ちゃんの頃から聞いていた音は、本当に大切なんだと改めて思い知った瞬間でした。
【赤ちゃんの英語はいつから始める？】体験談よりすぐはじめるべき理由をお届け！のまとめ
赤ちゃんの英語について、すぐにはじめるべき理由や体験談をお届けしました。
この時期にしてあげたいこと
- 保護者は無理して英語で話しかけるのではなくまず日本語でしっかり言語能力を付けてあげる
- 赤ちゃんの英語は英語耳を育てることに集中する
英語耳を育てるためには、家の中や車の中でいつも英語が流れている環境を作ってあげることで、それほど難しいことではありません。
子どもが成長するのはあっという間です。いろいろ調べて一番いい方法を取り入れてあげたい気持ちはよくわかりますが、そうやって迷っている間に時間はどんどん過ぎてしまいます。
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