「もっと英語を勉強すればよかった」
「もっと現地の友達を作ればよかった」
せっかく留学やワーホリに行って、このように後悔したくないですよね。
これを解決するためには、留学やワーホリに行く前にしっかり目的と目標を立てることです!
私は20代の頃、イギリスへ1年間の語学留学、オーストラリアへワーキングホリデーに行きました。
そして娘が2015年からオーストラリアへ留学し卒業して、現在そのまま就職しています。
なんとなく留学やワーホリに行った自分と、自分のやりたい事をしっかり決めて留学した娘。
体験談はこちら:【オーストラリアの大学留学の流れ】学費から永住権取得まで画像付きの体験談!
この結果を目の当たりにして、留学ワーホリに行くなら、やりたいことをしっかり決めて行くことが大切だと痛感しています。
そのためには、目的と目標をしっかり立てるべきです!
この記事は自分の経験から、これから留学やワーホリに行こうと思っている方へ、留学後に後悔しないために目的と目標を立てることの大切さや、具体的な立て方をご紹介しています。
留学やワーホリに興味がある方や、これから行こうと決めている方は、ぜひ最後までお読みください。
留学後に後悔すること4つ
留学後に後悔することの多い4つは、以下があげられます。
・異文化に適応できなかった
・新しいスキルや経験を身につけられなかった
・留学中に恋愛や人間関係に悩んだ
留学やワーホリは、人生において大きな経験となることに間違いはありません。しかし、留学によって自分が変わることは、必ずしも良いことばかりではありません。
留学中に苦労や挫折を経験し、帰国後にその経験を振り返って後悔することもあるでしょう。
留学やワーホリで後悔しないために目的と目標を立てる
留学やワーホリで後悔しないためには、目的と目標を立てることが大切です。
目的と目標を立てることで、以下の3つのメリットが得られます。
・留学やワーホリのプランニングを立てやすくなる
・留学やワーホリ中のモチベーションを維持しやすくなる
ひとつずつ解説します。
留学やワーホリの意味や価値を明確にできる
留学やワーホリは、人生において大きな経験となります。
かし、目的や目標がなく、ただ海外で生活するだけだと、その意味や価値を見出せません。
目的と目標を立てることで、留学やワーホリが自分にとって何を意味するのか、そして何を得たいのかを明確にできます。
留学やワーホリのプランニングを立てやすくなる
目的と目標が定まれば、それに沿った留学やワーホリのプランを立てやすくなります。
例えば、英語力を向上させたいなら、語学学校に通ったり、現地でアルバイトをしたりといったプランを考えます。
また、将来海外で働きたい場合は、英語を必死で学んで正式留学するプランも出てくるでしょう。
留学やワーホリ中のモチベーションを維持しやすくなる
留学やワーホリは、楽しいことばかりではありません。時には、言語の壁や文化の違いに苦労することもあるでしょう。
そんなとき、目的と目標が明確になっていれば、モチベーションを維持しやすくなります。
なぜなら、目的や目標を達成するために、乗り越えなければならない壁があると思えるからです。
留学やワーホリで後悔しないためには、目的と目標を立てることが欠かせません。
具体的な目的と目標の立て方をご紹介します。
留学やワーホリの目的と目標の立て方
まず目的と目標は、以下のような違いがあることを知っておきましょう。
目標:目的を実現するために必要な事
目的は自分がどうなりたいかで、自分のなりたい将来の姿を想像します。
そして目標は、目的に向けて行動するために具体的にするべきことです。
目標は実際に手が届くもので、できるだけ具体的な数字を入れるのがいいでしょう。
・英語が自由に話せるようになって外国で活躍したい
・外国で暮らすことで自分を変えたい
・Toeicで800点を取る
・外国人の友達を100人作る
帰国後の状況別にみる目的や目標
留学やワーホリから戻ってきたときの状況で、目的や目標は変わってきます。
・帰国後学校へ復帰する
・帰国後就職する
・帰国後の状況が決まっていない
ひとつずつ見ていきましょう。
帰国後学校へ復帰する
在学中に留学やワーホリに行く場合、帰国後は学校へ復帰する方がほとんどです。
短期留学で春休みや夏休みを利用して行く、学校を休学して正規留学やワーキングホリデーに行くなどがそのパターンですね。
この場合の目的は、「英語で学年トップになる」「異文化を学んでグローバルな感覚を身につける」などでしょうか。
これに向けた目標は、「現地の学校で一番上のクラスへ入る」「毎日2時間現地の人と過ごす」が考えられます。
帰国後に就活する
帰国後に就活するなら、日本で就職するだけでなく海外での就職も視野に入れることができます。
目的は「外資系企業に就職する」「海外で就職する」などになるでしょうか。
具体的に就職したい会社を決めておけば、その企業で必要とされる英語力が分かります。
そこで「Toeic800点以上」などと具体的に目指す目標の数字が出てきます。
海外で就職したいなら、現地にいる間に就活することもできますね。
その場合「○月までに〇〇の資格を取って、○月に履歴書を送る」など、さらに具体的な目標を立てると、現地で何をすればいいのかわかってきます。
帰国後の状況が決まっていない
帰国後の状況が決まっていない方こそ、目的や目標を明確にしておかないと後悔する可能性が高くなります。
なぜなら、帰国後することがないため虚脱感におそわれたり、また目的なしに海外に行きたくなってしまったりするからです。
そんなときこそ、「将来は英語を使った仕事につく」「絶対に正式留学をする」などより強い目的を持つことが大切です。
将来英語を使った仕事につくためや正式留学するためには、高い英語力が必要です。
そのためには、「語学学校に、最低1年通う」「語学学校で英語の資格(TOEIC〇〇点など)を取る」という目標が考えられます。
また留学後に、英会話スクールなどで英語を教えながら英語の維持、向上を図るのもオススメです。その場合留学前に、英会話スクールの採用条件を調べて、それを目標とするのもいいですよ。
留学は、数週間~数年、短期留学~正規留学とさまざまなスタイルがあります。また、ワーキングホリデーで語学学校へ行くのも留学です。
それぞれの留学方法で、達成できる目的や目標は変わってきますが、とにかく自分が帰国後にどうなっていたいのか、そのために留学中どうしたらいいのかを考えておくことで、留学の意識が大きく変わります。
この目的と目標は紙に書いて、留学やワーホリ中よく見えるところに貼っておくのがオススメです!
留学して帰国後に無気力を感じるのは留学が成功したから
留学やワーホリから帰国して前向きに変われるように、目的、目標をしっかり考えておくことが大切だとお話してきました。
そして留学中の目的や目標が達成できたら、今度は帰国後の目的や目標を持つことも大切です。それがないと帰国後に無気力を感じたり、うつ状態になってしまうことがあるからです。
留学中にうつになってしまうのは、海外の生活が合わないのかもしれません。その場合、無理をして留学を続けず帰国という選択肢を取るのも必要でしょう。
しかし帰国後に無気力になったり、うつになってしまったりする場合もあります。
これは海外の生活が楽しかったから起こることで、ある意味留学が成功したといえるのかもしれません。
留学中とても楽しく、充実していたから、帰国後に目標がなくなって無気力やうつになってしまうのかもしれません。
留学やワーホリを最終目標にするのではなく、もっと大きな人生の目的を考えて、その中の目標のひとつに留学を入れるのも大切ですね。
留学やワーホリが終わって帰国してから後悔しないためにするべきこと!のまとめ
繰り返しになりますが、留学して帰国後に後悔しないために、まず目的と目標を考えるのが本当に大切です。
学校で英語の成績が一番になる自分、ペラペラと英語を話している自分、外国人の友達と仲良く遊んでいる自分、自分に自信をもって外国人の人を相手にバリバリ働いている自分などをイメージしながら目的を立てて下さい。
その目的に向けての具体的な目標はいくつあってもいいので、リストアップするといいですよ。
私は留学に目的を持たずに行ったことをとても後悔しています。しかし留学に行ったことはまったく後悔していません。
留学に行ったことは人生の大きな経験となりました。
少しでも留学に興味があるなら、とにかく行動することが第一です。
留学情報を集めるなら、エージェントで無料相談できますよ。第一歩は、まずプロに聞いてみるのが近道です!