
オーストラリアでパンダに会えるなんて、ちょっと意外ではありませんか。
実はアデレード動物園は、南半球で唯一ジャイアントパンダに会える動物園として知られています。
わたしの長女はアデレードで暮らしていて、娘を訪ねたときに立ち寄ったのがこのアデレード動物園です。
常夏のマレーシアで暮らすわたしから見ると、街の中心部から歩いて行けるのに自然が濃くて、思わず見入ってしまいました。
この記事では、皆さんが訪ねるときの参考になるよう、わたしが実際に見てきたことを写真とあわせてご紹介します。
- アデレード動物園がどんな場所か(街なか・コンパクトで子連れ向き)
- 実際に会えた動物たち(パンダ・スマトラトラ・カンガルー・キリンなど)
- 子連れ・年配でも楽しむための回り方と注意点(料金・所要時間・暑さ対策・撮影のコツ)
アデレードの、観光・グルメ・治安・天気・交通・滞在・ショッピング・留学まで、アデレードの魅力をこちらの記事でご紹介しています。あわせてご覧ください。
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アデレード動物園はどんなところ?街なかにある都市型動物園

アデレード動物園は街の中心部から歩いて行ける、こぢんまりとして回りやすい都市型の動物園です。
広すぎないので、小さなお子さん連れでも年配の方でも、無理なく一日を楽しめます。
街なかなのにアクセス抜群
アデレード動物園があるのは、市内中心部のすぐ北東、フロム・ロード(Frome Road)沿いです。美しいアデレード植物園やトレンズ川に囲まれた、緑ゆたかなエリアにあります。
中心部からのアクセスは、いくつもの方法があります。
- 徒歩:街の中心「ランドル・モール(Rundle Mall)」から、植物園や川沿いの並木道をのんびり歩いて約15〜20分。天気がよければいちばんのおすすめ
- 無料バス:市内を巡回する無料バス「シティ・コネクター(City Connector)」で動物園のすぐ近くまで。お財布にやさしい
- トラム:最寄りの停留所(Botanic Gardens付近)から徒歩約10分
- 車・タクシー:市中心部から約5〜10分
街なかを少し歩いただけで動物園にたどり着けるので、観光前にちょっと寄ってみることができて便利です。
半日で回れるコンパクトな広さ

園内は約8ヘクタールとコンパクトにまとまっていて、約2,500種もの動物が暮らしています。
主要なエリアをひと通りまわって、所要時間の目安は約3〜4時間ほどです。
写真をゆっくり撮りたい方や、飼育員さんのお話(キーパートーク)も楽しみたい方は、4〜5時間ほどみておくと安心です。
それでも半日あれば十分にまわれる規模なので、午前中に動物園、午後は街歩き、といったプランも組みやすいですよ。
実際に会えた動物たち|パンダ・トラ・カンガルー
アデレード動物園の魅力は、カンガルーのようなオーストラリアらしい動物から、ここならではのジャイアントパンダまで、幅広く出会えることです。
わたしが実際に会えた動物を、順番にご紹介します。
南半球で唯一? ジャイアントパンダ
いちばんの目当ては、やはりジャイアントパンダでした。パンダたちは園内の「バンブー・フォレスト(Bamboo Forest/竹林)」エリアにいます。
パンダは一日の多くを「食べる」か「寝る」かで過ごします。わたしたちは開園直後に入って、まずパンダを見に行きましたが、背中を向けて寝ていました。

午後にキーパートーク(飼育員さんのお話&もぐもぐタイム)があるというだったので、ほかの動物を先にみることにしました。
午後のキーパートーク(飼育員さんのお話&もぐもぐタイム)の時間に戻ってきたら、飼育員さんからおやつをもらっていて、かなり活発な姿を見ることができました。
わたしたちが会えたのは、「網網(ワンワン/Wang Wang)」と「福妮(フーニー/Fu Ni)」という2頭です。」展示の前には、それぞれの名前を紹介するパネルが立っていて、思い出に残っています。

この2頭は、長くアデレードの人気者でしたが、2024年11月15日に中国へ帰っていきました。
そして2025年1月には、新しいペアの「星秋(シンチウ/Xing Qiu)」と「怡蘭(イーラン/Yi Lan)」が一般公開され、いまはこの2頭がバンブー・フォレストの主役になっています。
皆さんが訪ねるときには、新しいパンダたちが迎えてくれます。
これは前のパンダのフーニーかワンワン。


平日だったおかげで人が少なく、30分ほど一番前でゆっくり眺められました。笹の葉をむしゃむしゃ食べる様子や、目の前で用を足す姿まで見られて、子どもにかえったように夢中になってしまいました。

展示は屋内と屋外の両方があります。
屋内はガラス越しですが、すぐ目の前まで近づいて見られます。
屋外はガラスがなく「生のパンダ」を見られるかわりに、距離は少し離れます。

食後に屋外でのんびり遊んでいる様子も見られました。
迫力満点のスマトラトラ

パンダと並んで印象に残ったのが、スマトラトラ(Sumatran Tiger)です。
トラはずっと目の前を、右に行ったり左に行ったりと歩き回っていました。
ガラス越しではあるのですが、何度も目が合って、いまにも襲われそうな臨場感です。

あの大きな体としなやかな動きを間近で見られる機会は、なかなかありません。
展示のそばには解説パネルもあり、スマトラトラが絶滅の危機にあることを知りました。

ただかわいい、迫力がある、というだけでなく、こうした背景を子どもと一緒に学べるのも動物園のいいところだと感じます。
カンガルー・ミーアキャット・水鳥・キリンも
オーストラリアらしい動物にも、もちろん会えます。
放飼場では、カンガルーが木陰でのんびり過ごしていました。


すぐ近くまで来てくれることもあり、子どもたちは大喜びです。
入口の近くでは、ミーアキャットがちょこんと立ち上がって、あたりをきょろきょろ見回していました。
その愛らしいしぐさに、つい足が止まります。

池のまわりには、ペリカンやケープバレンガン(オーストラリア固有の水鳥)などが集まっていて、にぎやかでした。

そして意外だったのが、街なかの動物園なのにキリンまでいたことです。
長い首をのばして葉を食べる姿は、やはり大きくて見ごたえがありました。

このように、定番のオーストラリア動物から世界の動物まで、コンパクトな園内でぎゅっと楽しめるのがアデレード動物園の魅力です。
子連れ・年配でも楽しむための回り方とコツ
せっかく行くなら、快適に楽しみたいですよね。
ポイントは、動物が活発に動く時間帯をねらうことと、暑さ・日差し対策をしておくことです。
事前に少し準備しておくだけで、満足度がぐっと上がります。
暑さと寒さへの備え
暑さと日差しへの備え(夏:12月〜2月頃)
園内は屋外を歩く時間が長く、夏場の日中はかなり日差しが強くなります。
帽子・日焼け止め・サングラスに加えて、水分はこまめに補給しましょう。
園内には木陰の多いエリアもあるので、こまめに休憩をはさみながらまわるのがおすすめです。
日陰のベンチで一息つくと、子どもも年配の方も無理なく一日を過ごせます。
寒さと冷えへの備え(冬:6月〜8月頃)
南半球に位置するアデレードの冬は、日中であっても最高気温が15度前後までしか上がらず、風が吹くと体感温度はさらに下がります。
園内は吹き抜けるエリアも多いため、しっかりとした防寒着(ダウンジャケットやコート)に加え、マフラーや手袋などの小物があると安心です。
また、足元からの冷えを防ぐため、歩きやすく暖かい靴を選びましょう。
寒さを感じたら、ジャイアントパンダがいる「パンダ・ハウス(屋内観覧エリア)」や、爬虫類・熱帯の生き物がいる温室など、暖房の効いた屋内展示エリアに立ち寄りながらまわるのが、賢く快適に楽しむコツです。
園内のカフェで温かいお茶やコーヒーを飲みながら、無理のないペースで散策を楽しんでください。
ガラス越し撮影のコツ
パンダやスマトラトラはガラス越しの展示です。
写真を撮るときは、レンズをできるだけガラスに近づけると、反射が映り込みにくくなります。
また、パンダ展示には「NO Flash Photography(フラッシュ撮影禁止)」の表示があります。
動物への配慮として、フラッシュは必ずオフにして、静かに見守りましょう。
マナーを守ることで、活発な姿にも出会いやすくなります。
チケット・営業時間・所要時間の目安
入園料と営業時間の目安は、次のとおりです。
| 大人(15歳以上) | 48 AUD(約4,800円) |
| 子ども(4〜14歳) | 26 AUD(約2,600円)/4歳未満は無料 |
| コンセッション(学生・シニアなど) | 35 AUD(約3,500円) |
| ファミリー(大人2人+子ども2人) | 120 AUD(約12,000円)〜 |
| 営業時間 | 9:30〜17:00(年中無休。クリスマスを含む365日営業) |
※価格は訪問時点の目安です。為替変動により円換算額は変わります(1AUD=100円で計算)。最新の料金や、お得なオンライン事前予約の有無は、公式サイトで確認してから出かけると安心です。
所要時間は、主要なエリアをまわって約3〜4時間が目安です。
午前中に動物園を楽しんで、午後は街歩きやカフェへ、という半日プランにちょうどよい規模でした。
まとめ|街なかで自然にふれられる、やさしい動物園

アデレード動物園は、街の中心部から歩いて行けるのに、パンダ・スマトラトラ・カンガルー・キリンまで、ぎゅっと楽しめる都市型の動物園です。
コンパクトで回りやすく、子ども連れにも年配の方にもやさしい場所でした。
暑さ対策と時間帯さえ押さえれば、半日でゆったり満喫できます。
アデレードを訪ねる際は、ぜひ予定に組み込んでみてください。

